手塚治虫が漫画で描くブッダの姿。
作者による創作や、登場人物の姿が仏典とはちがっている、といったことはありますが、作者なりのブッダの姿を、漫画という形で伝えている作品です。
差別、憎しみ、争い、生老病死に対する恐怖、といった問題に対して、ブッダ(シッダールタ)はどのように感じ、どのような解決法を考えたのか、作者の考えも反映されながら描かれていると思います。
短い作品ではないので、手塚治虫がどのようにブッダの姿をとらえ、何を読者に伝えようとしたのか、といったことに興味がわかないと、最後まで読むのはむずかしいかもしれません。
著者 手塚治虫