2014年4月19日土曜日

吾輩はシャーロック・ホームズである

 1902年、ベーカー街221Bにあらわれた日本人留学生ナツメは、自分のことをシャーロック・ホームズだと思いこんでいた。
 ナツメはなぜ自分をシャーロック・ホームズだと思いこむようになってしまったのか。留守中のホームズからナツメのことを頼まれ、困惑しながらもナツメをホームズとして扱うドクター・ワトスン。
 ワトスンはナツメとともに降霊会に出席し、そこで「あの人」によく似た女性と出会うばかりか、殺人事件にも巻きこまれてしまう。
 ホームズだと思いこむナツメと、降霊会殺人事件を調べることになったワトスン。果たして事件の真相はなんなのか。
 ロンドン留学中に、心を病んだ夏目漱石をシャーロック・ホームズの世界に登場させた奇妙なミステリー。
 しだいに明かされるナツメがホームズだと思いこむようになった理由、「あの人」が関係した事件の真相。
 血生臭い描写も少なく、シャーロック・ホームズが好きな人ならたのしめると思う。

著者 柳広司
ISBN 4-09-387624-X
発行年 2005-12

角川文庫版
ISBN 978-4-04-382903-3
発行年 2009-9
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2014年4月10日木曜日

新特産シリーズ ドジョウ 養殖から加工・売り方まで

 人工孵化によるドジョウの養殖とドジョウ料理店を営んだ経験を持つ著者による、ドジョウの養殖と販売のノウハウを紹介した本。
 予算をかけず小規模な実験的養殖の方法から、一年を通して出荷できる規模まで解説していて、販売、調理、ドジョウの栄養素など、多岐にわたって解説されている。
 栄養面でウナギに近いドジョウは、ウナギが捕れなくなった今、ウナギの代わりなりえるのだろうか。

著者 牧野博
ISBN 4-540-95127-0
発行年 1996-3
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