2012年2月20日月曜日

大切な人

 著者は、女優として活躍したのち仲代達矢と結婚され、その後、隆巴のペンネームで脚本を執筆されたり、仲代達矢とともに無名塾を主催するなど、幅広い才能をお持ちの方でしたが、1996年に亡くなられました。
 この本は、著者が亡くなる直前まで執筆されていたエッセーで、愛情あるご家族との思い出を中心に、1931年生まれの著者が大戦中に経験したことや感じたこと、東京での空襲や、疎開先広島県呉での原爆体験などについてもつづられています。
 著者の才能を感じされるひとつの物語のようなエッセーで、もっと色々な話しを聞かせて欲しかったと思う一冊。

著者 宮崎恭子
ISBN 4-06-208395-7
発行年 1996-9