フランスの医師による社会不安についての本。
社会不安とは何か。人はどのような状況で不安を感じ、不安を感じるとどのような反応が引き起こされるのか、と言ったことから始まり、あがり症、内気、回避性人格障害、社会恐怖の4つの社会不安について解説し、不安を作り出すメカニズムを説明している。
後半には社会不安を克服するための方法として、薬物療法と心理療法を説明し、心理療法については認知行動療法としてエクスポージャー法(曝露療法)を勧めている。
フランスで書かれた書籍であるためフランス人の事例を多数紹介しているが、日本人にも理解し、共感できる部分は多いと思う。
非常に丁寧に翻訳され、わかりやすく構成されているので、社会不安に対する入門や認知行動療法を個人で行うための参考になると思われる。
著者 クリストフ・アンドレ パトリック・レジュロン
監訳者 高野 優
訳者 野田 嘉秀 田中 裕子
ISBN 978-4-314-01024-5
発行年 2007-3
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