2012年1月30日月曜日

シェア 〈共有〉からビジネスを生みだす新戦略 (原題:What's Mine Is Yours)

 大量生産、大量消費という今の世界に限界や疑問を感じた人たちが、もっとサスティナブル(持続可能)な別の方法はないのだろうか? と考えたときにたどり着いたひとつの考え方が「共有」だと述べている本。
 物の貸し借りや交換、ちょっとした困り事の相談や助け合いなど、かつて地域のコミュニティで小規模に行われていたことを、インターネットを利用した新たな形に変化させ、ビジネスとしても成功した事例を多数紹介しながら、今後の世界のあり方を示している。
 サスティナブル(持続可能)な世界を目指す人々とインターネットがつながり、世界が少しずつ変わっていく様子を知ることのできる一冊。

 著者 レイチェル・ボッツマン/ルー・ロジャース
 訳者 関美和
 監修・解説 小林弘人
 ISBN 978-4-14-081454-3
発行年 2010-12
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2012年1月20日金曜日

ぼくらはそれでも肉を食う 人と動物の奇妙な関係 (原題:Some We Love, Some We Hate, Some We Eat)

 人が動物と接するときの心理的矛盾を考察した本。
 著者は人類動物学(Anthroology)という新しい学問分野の第一人者で、本書は、食べていい動物とそうでない動物、殺すことにためらいを感じる動物とそうでない動物について、「人はそれらを判断するときにどういった心理で行っているのか? なにか判断の基準になるようなものがあるのか?」という疑問に対し、 人の心理は一貫性がなく矛盾だらけである様子を、アメリカ文化を背景とするアメリカ人の姿から、客観的に考察している。 
 本書の背景は、日本人にはなじみの薄いアメリカの文化をもとにしているため、動物に接するときの人の心理だけでなく、文化の多様性についても知るきっかけにもなる一冊。
 原書の全訳ではなく、著者の了解を得て一部が削られているとのこと。 

 著者 ハロルド・ハーツォグ(Harold Herzog)
 訳者 山形浩生 守岡桜 森本正史
 ISBN 978-4-7601-3962-0
発行年 2011-6
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2012年1月10日火曜日

世界の食料ムダ捨て事情 (原題 WASTE:Uncovering the Global Food Scandal)

 ロンドン生まれのジャーナリストによる、世界で毎日繰り返されている食料のムダ捨てと、食料のムダ捨てが世界に及ぼす影響を伝える本。
 ムダ捨てに関するデータはイギリスとEUが中心だが、著者自ら世界各地に赴き現地でも取材を行っている。
 自らもフリーガニズムを実践する著者が、自らの目で見たムダ捨ての実情を伝えてくれ、自分の生活を見なおすきっかけにもなる。
 食料を無駄にすることが環境破壊につながり、自らの首を絞めることに気づかせてくれる一冊。

 著者 トリストラム・スチュアート(Tristram Stuart)
 訳者 中村 友
 ISBN 978-4-14-081444-4
発行年 2010-12
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